sonatine505の日記

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平日朝から映画鑑賞をやってみる

やっと、今週になって仕事が落ち着いた。ずっと、5時頃に起きていたので、この習慣を続けて行こうと思い、何かいい方法はないかと考え、4時半頃に起きて、朝からDVDを見ようと考えてた。題して”朝5時からの映画鑑賞である”

結果、今週見た映画は、DVDで3本、映画館で2本でした。

 

①DVD『裏切りのサーカス

オープニングで、テンションが上がった。そのあとは、正直難しい。。登場人物を整理した上でもう一度見直そうと思う。

 

裏切りのサーカス スペシャル・プライス [DVD]

裏切りのサーカス スペシャル・プライス [DVD]

 

 ②DVD『シング・ストリート 未来へのうた』

さえない高校生が、憧れの彼女を目当てにバンドをやる。ありきたりなストーリーだけど、なんで感動するんだろか。バンドメンバーも冴えない男ばかりだが、音楽だけはあった。曲がいい。劇中に出てくる2曲目ぐらいから急に曲が良くなり、物語が加速していく、そして、主人公が成長していく。


『シング・ストリート 未来へのうた』予告編

シング・ストリート 未来へのうた [DVD]

シング・ストリート 未来へのうた [DVD]

 

③DVD『セトウツミ』

ほぼ、登場人物2人(池松壮亮菅田将暉)の掛け合いだけで物語が進行していく、というか物語は進行しない。展開はない。いいなぁこの感じ。
何気ない、ダルくて、何かしたいけど、何もできなくて、でもなんかしたい。そんな感じがうまく出てる。 


映画『セトウツミ』予告

 

セトウツミ [DVD]

セトウツミ [DVD]

 

 ④映画『その世界の片隅に』

戦争中の人々の日常が綴られていく。例えば、国というものに対する議論よりも食べ物や衣服がについてどのような苦労があったかを大切に描く、
戦場ではない場所ではどのように暮らしていたか。ただ、リアルな目線で坦々と人々の生活が描かれ、生活が変化していく様が描かれていることが、ある意味とても怖かった。
もう2度は見たくないと思ってしまった。。広島という地が舞台なだけに、普段生活している中で通る場所が普通に出てくるし、相対化できない自分がいてすごく疲れた。後半は、涙が自然と出てくるし、正直すごく疲れる映画だった。


映画『この世界の片隅に』予告編

 

⑤映画『沈黙 サイレンス』

遠藤周作の原作を読んだことはあったが、かなり昔のことなので、ほぼ原作知識はなかった。事前にキネマ旬報の2月上旬号(NO1738)の特集記事を読んだ状態での鑑賞。2人の宣教師の迷う様、対照的に迷いのない日本人キリシタン達。1番人間的なのは、表面的には1番弱くそして卑怯に映るキチジロ-(窪塚洋介)なのではないかと思った。キチジロ-がこの映画で果たす役割は大きい。そして、通辞役の浅野忠信の達観した目と態度。日本人キリシタンの1人モキチを演じた塚本晋也の迫真の演技。いい映画です。終わったあとも考えさせられる映画です。
パンフレット売り切れてたので、復習ができずに残念。


『沈黙-サイレンス-』日本版予告編