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【読書メモ】『99%の会社は要らない』 堀江貴文 ベスト新書

久々にホリエモン著作を読んだ。

言っていることは、自分の好きなことを仕事にしろ!会社や日本という枠組みにしばられるな!とにかく考えるより、まず行動しろ!そして、好きなことにハマりまくれ!継続しろ!という趣旨のこと。

ここ数年言っていることは一貫している。下記に気になった箇所を抜き書き。

内容紹介

もう「忙しい」を口癖にするのはやめよう。
「自分の時間」を生きるためには、会社に属さなければいい。

体調が悪くても会社に出ている、メールで済むことをわざわざ電話する、
毎週の会議がただただ常態化している、社内の派閥争いで足の引っ張り合いをする……
日本の会社にはいくつものムダがあると感じませんか?
その上、毎日残業、有給もなく、会社に言われるがまま仕事をして「忙しい」と感じる毎日。

そんな「苦しい忙しさ」を「楽しい忙しさ」に変えるためのヒントは、会社に縛られないこと。
「自分の時間」を生きることで幸せになる、ホリエモン的生き方・働き方とは?

【目次】
第1章 日本の会社はおかしいと思わないか?
第2章 仕事のない時代がやってくる
第3章 だから「遊び」を仕事にすればいい
第4章 会社ではない新しい組織のカタチ
第5章 会社に属しているあなたへ

 

 

 

このように「自分の時間」であれは楽しい毎日を送ることが難しくない。忙しいことが幸せであり、自分の時間を生きることが幸せの指標になると考えている。しかし、世の中には忙しくて不幸だと感じている人は少なくない。それは「他人の時間」に縛られてしまうからだ。ページ5 

上司の立場になって考えれば理解できると思うが、風呂は何かしらの不満を持っているとしたら、それは解決しなければならないと考えるものだ。もし、不満を持った部下を放置しておけば、いずれ自分に責任が降りかかってくることになる。だから、部下が上司に不満を言ったところで嫌われるような事は無い、と言うのが正論である。しかし、一般的に日本人は不満を言わない。嫌われる可能性が頭をよぎるってしまう。嫌われるなんて、一瞬でしかない。その時に嫌われたとしても、後から大事になるより、はるかにマシだ。そもそも日本人は「相手と意見が違う」と「相手を嫌い」がごっちゃになっている。どんなに仲が良いもの同士であっても、意見が100パーセント同じなんて世の中には存在しない。意見が違うのは当たり前だし、異なった見解があるからこそ面白いと感じるものではないだろうか。ページ29

 今の日本の社会は、仕事がなくなったからと言って首になる事は無い。その分、早く帰宅して、好きなことをすればいいだけだ。しかし、早く帰れば残業代は出ないし、社内ではお荷物と思われてしまう。だからといって、新しい仕事を覚えるのは大変だし辛い、ということなのだろう。全くもって意味がわからないことなのだが、これが「日本の会社員」なのかもしれない。こうやって、無理して仕事を作り出し、無理して働く。それで働いていると"実感"している。ページ39 

成長したいと思うなら、自分で考えていいし、大人なのだから何でも教えてもらえると思ってる方が間違っている。会社から給料もらいながら、勉強をさせてもらおうなんて方が甘いし、自分が雇い主の立場に立って考えてみれば当然のことだと思えるだろう。ページ57 大事な事は何なのかを忘れないでほしい。起業と言うのは好きなことを仕事をするためのツールであり、その仕事を大きくするためのツールが上場だ。やりたくもないことで起業して、上場させるのがいいなんて僕はこれっぽっちも思っていない。ページ116 

失敗を恐れずに動き出そう。打席数が多ければ多いほどホームランの確率は上がる。打率が1割なかったとしても、100回打席に立てば1回ぐらいはホームランが出る。失敗をしないために打席数を少なくして打率を上げるのではなくて、打率低いけれどより多く打席に立ったほうがいい。だからまずは打席に立たないといけない。下手に頭を使って考えて動けなくなるよりも、とりあえずはじめて続けた方が結果はついてくる。続けていることで能力が下がることなんて、世の中にほとんど存在しないのだから。ページ126 

とにかく好きなことならハマることができる。ハマることが多すぎて、目が回る御堂忙しくなり、時間が足りなくなってしまっている。「どうしてそんなに動けるんですか?」と聞かれても楽しいことをやっていたらハマってしまって自然にこうなっただけで、自分でもよくわからない。でも、何かにハマれない人が多い。みんな好きなことにハマるのがへたくそだ。ページ137 

オンラインサロンの仕組みの延長で「教育」を変えることだって可能だ。今の時代を生きていくために、もう受験科目の勉強はいらないものになってきている。むしろお金の仕組みや社会の仕組みのような、これからの社会を生きていくうえで必ず必要とされる知識を植え付ける教育する場所を作るべきだろう。しかし、今の教育現場には実際に社会に出て役立つ簿記や生き方学、暗号通貨の仕組みやインターネットの概念モデルなど、本当に教えなければいけないこと、これからの時代を生き抜くために必要な知識を教える「場」が少ない。ページ168  

 

 

 
99%の会社はいらない (ベスト新書)

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