今朝、聞こえた言葉
今日の朝、聞こえてきた言葉。
「挨拶は他人の存在を認めること」
人は会社ではそれぞれの役割を演じています。社長や部長やら…。誰かが飲みの席で、冗談半分に「幹部社員も会社から一歩出れば、ただのおオッサン」と言っていたのを思い出しました。その通りです。父であり夫であり…知らないオジサン、なのです。
では、会社で行う挨拶は誰に向かって行っている行為なのでしょうか?
それは、他者との関係性において、あなたが部下なのか、上司なのか、同僚なのかによって異なってくるでしょう。
つまり、私はあなたを同僚・上司・部下として認識しています。もっと言えば、認めています、ということの一種の意思表示のようなものなのだと思います。
また、会社というステージがあって、個人がそれぞれの肩書きを持った社員を演じる為に必要な儀礼的な行為の1つである、どこか冷たく感じる意見もあるでしょう。
次に聞こえてきた言葉。
「自分の価値観の中で100%を出す」
とてもいい言葉だと思いました。
未婚/既婚、子供がいる/いない、親類の世話をする必要がある、などなど。人は会社での社員という他に様々な関係性の中で生きている。家族を自分の価値観の中で優先させる人もいるでしょうし、家族よりも仕事を優先させる人もいるでしょう。
そんな人間の他者との関係を書いたのが下記の小説です。
一度、読んでみて下さい。
- 作者: 平野啓一郎
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